¥2500
〒299-0202 千葉県袖ヶ浦市林562-1-3
☎ 0438-75-2966
IN 10:00 OUT PM15:00
久々の森まきだ。
森まきどころかキャンプそのものが久しぶりだ。
キャンプとはもう2年くらいご無沙汰している。
昨年くらいから、この時期になると花粉症のような症状が出るようになった。
花粉症のような。。。
ううん、これは完璧に花粉症だな。
昨年の春先は咳が出て、今年は初頭から目が痒い。
このキャンプで悪化しないかちょっと不安だったが、とりあえずボルボに乗っていつもの場所に向かう。
自宅から森まきまで1時間足らずで到着。
ま、2月にしてはそんなに寒くはないが、意外とテントの数が多いのに驚く。
3月になっても、小雪がちらつくことはあると思うが、まさか2月のような大雪はもう降らないだろう。
本当にそう願いたい。でも春の足音が近づいたり遠のいたり、まだまだ不安定な気候が続いている。
そんな3月2週目のこの土日は、ことのほか好天に恵まれた。気温もまずまず。前日東京では、わずかではあるが雪が舞ったのに。
とにかく待ちわびた休日のキャンプ日和がやってきた。だいぶ待たされた。さ、キャンプに行こう。
金曜日の時点で、本栖湖洪庵の広場は、まだ15cmの積雪のままだと聞いた。天気が良ければ遠出したい気持ちになるが、ゆっくりのんびりとキャンプがしたいなということで、いつもの森まきに決めた。電話をしてみると、そんなに混んでいない。アクアラインの通行料も、ありがたいことに800円のままだ。
ところが、そのアクアラインが海ほたる付近のトラックの事故で渋滞。森まきに着いたのは予定より1時間遅れ。
森まきは、2月の大雪があとかたもなく消え失せ、いつもの緑の草原を取り戻していた。そして、春の気配が確実にそこまで来ていた。
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あと1ヶ月もすれば、この森まきの桜は満開になるだろう。
桜の下でキャンプしてみたいものだ。その頃は花見キャンパーでいっぱいだろうから、運良く花の下に陣取っても花見どころじゃないだろうな。そうだ、もし雨が降ったら来てみようか。
「雨の森まきでひとりぼっちのお花見」
雨でぐっしょり濡れた桜と、人生に疲れたおっさん。
ちょっと淋しすぎるな(笑)。
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週末に大寒波襲来というラジオのニュース。
カンパの文字が頭から離れない。
エルドフェルストーブに薪を焼べ、熱い鍋で、グラスを傾けている自分の姿が目に浮かぶ。
でも現実はどうだ。明日あさっての仕事に追われている身ではないか。キャンパーはカンパでカンパイなどと自嘲ぎみに喋ってみるのが関の山。
今年の夏は忙しかった。秋になっても忙しかった。そして冬が来てもまだ忙しい。忙しいのはほんとうにうれしいことだけど、このまま一年が終わっていいのだろうか。
行こうよ、キャンプ。
勇気をもって行こうよキャンプ。
なんだったら、パソコンかついで、向こうで仕事すればいい。
ああ~どうしよう。
ちゃんと、会社に出勤して、集中して仕事しようか。
キャンプにはいつだって行けるよ。それが一年後でもいいじゃないか。一年経ったらまた冬が来る。毎日ふぶきふぶき氷の世界の大寒波が襲来するさ。焦ることはない。まずは仕事だ。
そう強く心に決めたのに、気が付いたら、キャンプ場のような広い草原の真ん中に立っていた。
ここはどこだろう?などと、まことしやかに呟いてみる(笑)。
今日はこの大草原がボクの仕事場だ。
ちゃんとパソコンもかついできたし(のーとぱそこんだけど)。
がんばって仕事しようぜい(笑)。
木製のボックスからエルドフェルストーブを取り出す。
久しぶりのご対面だ。
もう少し早めに会いたかったね、ごめんな(笑)。
今シーズンもよろしく守っておくれ。
ほんとうに大寒波が来ているのだろうか?
北陸や北日本は大変なことになっているらしいけど、太平洋側のこっちは穏やかな冬の一日。時折吹く風は緩やかで、太陽の光の暖かさを優しく感じる。
今日は絶好の焚火日和だな。こんな日は何にも考えず、ただのんびりと焚火をしたいものだ。ほんとうはね。
さあて、しっかりしてくれよ、テントの設営が終わったら夜まで仕事だぜい。
タイトルが「Tentipiの夏」なのに、まずはごはんの話(笑)。焼鳥(タレ)の缶詰を使ったチャーハンやリゾットが旨いのは誰しも知るところ。だとすれば、パスタも旨いはず。と言う事で、今回は「焼鳥パスタ」を作ってみた。焼鳥と言えば当然和風なので、まずはパスタをほんだしで茹で(もやしも一緒に)、そして焼鳥の缶詰と混ぜ合わせ、めんつゆと塩コショウで味付け。最後に刻みネギをのっけておしまい。茹で時間を入れて15分。あっという間に完成。で、食後の感想。
甘~い和風パスタ。
焼鳥の缶詰はやはりすごかった(笑)。
カレーパスタといい、缶詰を使ったパスタは種類が豊富なので、工夫しだいで自分の好みのパスタが作れて、実に楽しい(笑)。
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記録的な猛暑が続く今年の7月。海の日の3連休。どこもかしこも早すぎる夏に順応しようと人々で溢れ、さらなる熱気に覆われている。キャンプ場もしかり。多少暑気がゆるんだ連休なか日、出向いてしまえば逃げ場がないと知りつつも、僅かな涼を求め、お目当ての富士の裾野と道志の隠れ家に電話を入れてみる。しかしここも満員御礼。やはりどこも無理か。が、千葉の森まきは空いているとの情報。と言っても、空いているエリアは、夏の太陽と真正面から対峙するいつもの丘の上。誰も手を挙げないのでしょうがなく立候補した感じ(笑)。ま、Tentipiの真夏の経験値を増やすには適当な場所ではある。と言うことで、午前遅めにのんびりと横浜を出発。いつもの時間にいつもの場所へ。
Tentipiのオーナーの皆さんの情報により、スカートのまくり上げ(笑)。森まき特有の強風が、テント内に溜まった熱気を、底辺からトップのベンチレーションに一気に吹き上げてくれることを願いつつ。ま、その恩恵に与ったのは翌朝。コットに横たわる顔にスースー風が当たり、気持ちよく目覚めることが出来た。
前回中途半端だったTentipiのセントラルポールとタープの張綱の連結。ホームセンターで適当な金具を見つけたので早速それを取り付けてみようかと再び森まきに向かった。で、今回のタープは前回のヒルバーグタープ10XPではなく、パイピングが赤になった2013年版のムササビ。どうしてもTentipiと連結させたかった(笑)。お互いコットンですからね。連結を見てみたいです。コットンと言えば木綿。木綿と言えば、自然と口ずさんでしまうあの名曲「木綿のハンカチーフ」(古いなあ)。今にも泣き出しそうな梅雨空の草原で、○○酒店と印刷された木綿のタオルで汗を拭きながら、恋人よ、僕は旅立つ~♪と設営しました(笑)。今年のムササビの赤いラインはMOSSっぽくておしゃれ。もしかして都会の絵の具に染まっちゃったのかも(笑)。
で、どうでしょうか、Tentipiとムササビ。予想通りと申しますか、ムササビはおしりを上げるとちょっと変ですね。ヨーイの姿勢よりイチニツイテがいいみたい。でも、前回のヒルバーグの渡り廊下よりは様になっているかな(笑)。ま、自分のセンスの無さを思いっきり棚に上げて申しますが、サイズ9のTentipiがデカ過ぎるんですよ。でも、このデカさならMSRのアウトフィッターウィングなんかどうかしらなどと、今度は湿っぽい風に乗って誰かが甘ったるい声でささやいてくる(汗)。悪魔なのか天使なのか。「おたくソロキャンでしょ?」と、遠くの方で別の誰かが懸命に叫んでいるのだが・・・。こまったものだ(苦笑)。
これからの季節、日ごとにタープの出番が増えてくる。それで、昨年出来なかったヒルバーグタープ10XPとテンティピを連結してみた。で、見た目はどうだろう(笑)。この北欧出身のご両人、いくら生涯の目標は一緒でも成長過程が違うので、それぞれの素材はコットンとケルロンに分かれた。当然二つを並べると肌合いが異なると言うか違和感を感じる。色合いも大きさもアンバランスでちょっと変だよね(笑)。タープの形もレクタ型だし、これがヘキサだったらだいぶ印象が違うと思うけど。残念ながら、自分が所有しているタープはこれひとつなので、いろいろ試してみたいが今はこれで納得するしかない。ま、見た目がどうのこうのと言うよりも、確かにこのように連結してみると、居住空間が広まり、ポールが1本ないことで開放的で実用性も高まる。今回のピーカンキャンプが実に快適になった。森まき特有のかなり強い南風もかえって心地よい。
師走になって、多少なりともクライアントが走りだしたので、それに遅れまいと息を切らしながら追いかけていたら、高脂血症ゆえ、かなりバテてしまった。この辺でちょっと休憩しようと暦を見たら、もうクリスマスではないか。と言っても特別予定があるわけではない。せっかくもらえた2日間の休み。自宅で休養しようか。でもこの3週間、クライアントの背中に「薪を燃やさせてくんろ」と執拗に叫び続けていたわけだから、やっぱりキャンプに行こうと決めた。
で、どこに行こう。
自分の体調を考えると、寝ながら車を運転しても(もちろん冗談)行けそうな近場がいいので、アクアライン真っ直ぐの千葉方面に決定。
「ホウリーウッズ」は名前からしてこの時期は混みそうだ。
どんな寒くても、ホウリーなんだから、イヴイヴでも混むんじゃないかな。仮にガラガラでも、2、3組のカップルがいるだけで場内の温度が上がりそうだ(笑)。
だったら、あそこしかない。とにかく広いし、宿泊代は冬期値段で20%オフ。それに目をつぶってでも行ける(もちろん冗談)。
せっかくのクリスマスイヴイヴだから、あたまに「ホウリー」を付けよう。「聖なる森のまきば」お、中々いいじゃん。
「ホウリーウッズのまきば」に行くべぇ~!
まてよ、今日は3連休の中日。しかも20%オフで天気も良いとなれば、あえてあたまにホウリーを付けなくても、各地の冬キャンパーがこぞって森まきに押しかけているかも知れない。
で、着いてみて驚いた。
だあ~れもいない・・・でやんす。
と言うのはウソで、ACサイトあたりはファミキャンでいっぱいだった。だが、翌日の24日クリスマスイヴ。皆さん申し合わせたように午前中の早い時間に一斉にお帰りになった。大概は昼過ぎまでのんびりしている方が多いけど、やはりイヴの日はそれぞれ予定があるのだろう。ま、3連休の最終日だから早めに帰宅したかったのかも知れない。結局、残ったのは自分を入れて3組。左手の丘の上にはヒルバーグの大型テント。右手のはるか向こうの桜の園には、バイクでソロキャンしている仮面ライダーのおじさん。この広々とした牧場で、のんびりとしたクリスマスイヴを3組で過ごす。 目の前に富士山が見えたら最高だけどな(笑)。