Tシャツの朝霧ジャンボリー

朝霧ジャンボリーオートキャンプ場

朝霧ジャンボリーのキャンプはこの富士の美観から始まった。

国道139号線からキャンプ場に向かう道を右折すると、雄大な富士が迎えてくれた。まさしく富士の胎内に吸い込まれそうだ。

誰しもが足を止めて見とれてしまう撮影スポット。自分も車から降りてカメラのシャッターを押す。ベタベタの写真と知りつつもやはり撮ってしまう。どんな拙い写真でも(笑)。

このまっすぐな道の先にキャンプ場がある。今日は富士のふところに抱かれて楽しいキャンプになりそうだ♪

 

それにしても今日は暑い。3月もまだ9日なのに、しかもここは朝霧高原。なのに20度超えている。Tシャツでも充分な暑さだ。

 

どのエリアもそこそこのキャンパーで賑わっていた。一見したところ平坦なテントサイトはすでに先客がいる。広大な敷地のキャンプ場なのに適当なスペースがなかなか見つからない。まさか、お隣よろしいですかとお庭を拝借するみたいには言えないよね。みなさんファミリーだし(笑)。であれば、現在炊事場とトイレが閉鎖中のJエリアに行ってみよう。当然、誰もいない(笑)。

ま、家族や友人達とのキャンプと違って誰にも気兼ねしないソロキャンパー。どのようなキャンプをしたいのか自分が納得すればそれでいい。でも、本当に大丈夫かな、夜道をひとりでトイレまで行けるのかな? あ、どっちみちひとりか、どうあがいてもひとりだ。何とか頑張りましょう(笑)。

 

隔離された?Jエリア。人っ子一人いない。当たり前だ。トイレがないもん。
隔離された?Jエリア。人っ子一人いない。当たり前だ。トイレがないもん。

 

Jエリアからも、正面左側の小高い丘と、真正面奥の一段下がったサイトから富士山が見える。一段下がったところと言うのはちょっと不思議だが、ここから見える富士山がこのエリアでは一番きれいだ。近所のふもとっぱらキャンプ場の富士山とは大分趣きが違うけど。

 

一段下がった奥のサイト。ここから眺めた富士がきれいだ。
一段下がった奥のサイト。ここから眺めた富士がきれいだ。

 

キャンプ場に着いて10枚くらい写真を撮ったところでモニターにメモリ不足の表示が出た。失敗した。メモリースティックを自宅に置いてきてしまった。カメラは数年前のコンデジで内蔵メモリーの容量は大したことがない。撮れたとしてもせいぜい10数枚かな。いつも何十枚も写真を撮るわけではないが、初めから撮れる枚数が制限されていると、余裕がない分気持ちが窮屈だ。

それよりせっかく天気が良いのだから、このJグランドをTシャツでランニングしよう!運動不足だし、と思ったが、疲れを知らない子どもじゃあるまいし、常に疲労困憊のおじさんはそんな無謀なことはしません(笑)。おじさんはTシャツ一枚で首にタオルを巻き汗をかきながら焚火をするのです。

 

日が落ちるとさすがに冷えてきた。薪ストーブの時期ももうおしまいかなと思っていたので、今回灯油のレインボーストーブを用意してきた。この気温ならちょうど良い暖かさだ。やはり薪ストーブはおしまいなのかな。もっとやりたかったな。何とも不完全燃焼だ。頭のてっぺんから黒煙が立ち上がる気分(笑)。

 

夕飯はフライパンだけで作るフラスパ。コンビニで買ったレトルトカレーを使ってグリーンカレーパスタを作ってみた。 これが簡単で実に旨い。茹で汁もスープになるしとにかく安上がりだ。でも今回、最後に辛みを調整しようとしてガラムマサラを入れ過ぎてしまった。ストーブの熱と相まって体がポカポカ。

3月の夜、富士の高原でTシャツ一枚のキャンプだ(笑)。

具たっぷりのグリーンカレーパスタ。茹で汁はコンソメ。
具たっぷりのグリーンカレーパスタ。茹で汁はコンソメ。
トヨトミのレインボー。実に明るい。
トヨトミのレインボー。実に明るい。
真夜中のテントの中は27度の夏日。
真夜中のテントの中は27度の夏日。

 

何と言ってもここは富士の朝霧高原。3月はまだ冬なのです。

いくら日中20度以上あったとしても朝霧はまだ冬なのです。

夜11時を過ぎると外気は一気に低下。マイナスにはならなかったが温度計は1度、2度から0.6度を行ったり来たり。昼との温度差何と20度!どうしちゃったんだ今日は!

もうTシャツどころではない。厚手のジャケットを羽織ってレインボーストーブに手をかざす。薪ストーブに換えた方がいいんではないかい?まだシーズンは終わってませんぜ、と言うことで、夜中、車から薪ストーブを降ろす。やはり薪の威力は絶大だ。テントの中はあっという間に本日最高温度の夏日。あまりに暑過ぎてまたTシャツになってしまった(笑)。

 

懸案だった薪ストーブの薪の焼べ方。ちょっと勿体ないが、最初に火持ちの良い薪を何本も入れて、ストーブ内にまず熾火をたくさん作れば良いみたいだ。炭を作るんですね。熾火が出来れば、後はバンバン焼べなくてもある程度一定の暖かさが保てそうだ。寒くなったら空気吸入口を開けると面白いように炎が活性する。熾火をしっかり作れば、空気吸入口の開閉で大ざっぱであるが、ガスコンロのような炎の調整が可能かも。薪の使用量も結果的に減りそうだ。

 

この冬のシーズン、回数は少なかったけど、薪ストーブには本当にお世話になった。テント内の暖房ゆえ、ストーブの構造や薪の種類、煙の色などいろいろと関心を持ってキャンプをやった。

当然、Tentipiのテントとエルドフェルストーブのおかげだが、薪ストーブへの愛着と冬キャンプの楽しさはいっそう深まった。薪そのものが可愛く思えるなんて不思議なものだ(笑)。

来シーズンはもっと経験を増やしましょう。いや、来シーズンと言わず、今シーズンも薪ストーブの出番はまだまだあるかもよ♪

 

小高い丘の上でキャンプ。結局平坦なサイトではなかった(笑)。
小高い丘の上でキャンプ。結局平坦なサイトではなかった(笑)。

 

翌朝は曇り空の日曜日 。昨日、少ないメモリー残量で富士山の写真を撮っておいて良かった。Tシャツの夏と薪ストーブの冬を一日で経験した実に忙しい朝霧ジャンボリーだった。

 

P.S. ちゃんと夜道を歩いて2回トイレに行きました(笑)。  

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