夏にめげないための亀山湖

亀山湖オートキャンプ場

G.W.は絶対にキャンプに行くまいとあれほど誓ったのに、どうしてこんなに天気がいいんだろう。連休であればこそ出来る仕事もあるわけで、そんな貴重な時間を、何10キロもの渋滞でただ茫然と見送ることだけは絶対やめようと誓ったのに。どうしてこんなに天気がいいんだろう。今年のG.W.はあまりに天気が良すぎる。こまったものだ。

と言うわけで、連休2日目の朝、きれいな青空を見上げながら、やっぱりキャンプに行こうと決めた(笑)。ま、G.W.関係なく事前に予約などしてるわけではないので、当然どこもいっぱい。

東名や中央道、関越などの高速には絶対乗りたくないので、千葉方面に限定しいろいろ探したところ、亀山湖オートキャンプ場が、おいでよと手招いてくれた。ま、おいでと言われちゃ行かずばなるまいて(笑)。

 

なんとも素朴な看板。この細い坂を上るとキャンプ場。
なんとも素朴な看板。この細い坂を上るとキャンプ場。

アクアラインは渋滞情報でも当然赤いラインなので充分覚悟はしていたが、川崎浮島Jctのトンネルのかなり手前から、すなわち横浜のつばさ橋を過ぎたあたりから高速の第一走行車線は車の行列だった。いつも通りつばさ橋の手前のベイブリッジで高速に乗り、そのまま追い越し車線を気楽に走行していたものだから、行列の最後尾なんぞあっと言う間に通り過ぎてしまった(笑)。さすがに割り込みは申し訳ないので、首都高、京葉道路を乗り継いで東京湾を半周することに。ま、アクアラインでの長時間渋滞は精神的にかなりきついと思われるので、大幅に時間がかかったとしても、おてんと様の下を走った方が気持ちがいい。結果的に遠回りした方が早かった気がする(笑)。

 

千葉の君津に着いてからは、ホウリーウッズの久留里商店街を通る久留里街道。見慣れた景色なのでホッとする。

 

亀山湖で人気の稲ヶ崎キャンプ場を通り過ぎ、看板に従い右折。車一台分の細い林道を進むと亀山湖に橋がかかっていた。この橋の向こうが目指すキャンプ場だ。

 

 

亀山湖に注いでいる猪ノ川沿いのくねくねした林道を奥に進む。対向車に出会わないことを願いながら。

 

 

まだこの辺は、川と言うよりも湖の延長のようで、流れはゆるやか。釣り人二人がポイントを探し歩いていた。

 

 

キャンプ場が近づくと、しだいに猪ノ川の川幅がせまくなり、渓谷が深くなる。この辺はまだ上から下をのぞけるけど、車が入れないその先の渓谷になるとまさに絶壁で、写真を撮る勇気はさすがになかった(笑)。

 

 

夏には子どもたちでこの河原は賑わうのだろう。ただ親御さんは絶対に目が離せないね。上流はちょっとした秘境だし、下流はけっこう深いところもありそうだし。

 

 

橋を渡ってから5、6分も走ると、キャンプ場の素朴な看板が左手に見えた。ようやっと着いた。この坂の上がキャンプ場だ。横浜を12時にスタートして、東京湾をぐるっと半周したわりには3時間ちょっとで着いた。G.W.にしては上出来だと思う。上の方から子ども達の声が聞こえてくる。そうだ、今はG.W.なのだ。キャンプ場はファミリーキャンパーであふれているのだ。おじさんひとりのキャンパーなんてたぶん自分だけだろうな(笑)。

 

 

坂を上りきると、これも実に素朴な管理棟があった。写真は翌日の早朝に撮ったので閑散として静かだが、着いた時は大勢の子供たちでそれはそれは賑わっていた(笑)。 管理人のおじさんが「今日は孫がたくさんいる」とニコニコしながら迎えてくれた。

 

 

管理棟から見た手前のテントサイト。管理棟を境にエリアが手前と奥と二つに分かれている。手前が13区画くらいで、少し下った奥が35区画くらい。トイレと炊事場は奥のエリアにひとつだけしかないが、どこからもそんな遠くない。区画のひとつひとつの広さはまちまちだが、それぞれけっこう広い方だと思う。

 

 

管理棟の裏側にある奥のテントサイト。

 

 

で、自分は奥のエリアの46番を指定された。ま、なるべく区画のないオートフリーのキャンプ場を望んでいたけど、G.W.のさなか、どこに行ってもテントが張れる保証はない。区画が取れた方が安心だ。46番、ちょっと窮屈に感じるけど贅沢は言うまい。 で、テントを張り終わってから気が付いたんだけど、端っこの方に良さげの区画がまだ2,3個空いてましたね(笑)。

 

 

過去のファミキャンの代名詞のひとつだった赤いボルボのエステートで、G.W.真っ只中、現役お子さま連れファミリーが大挙して押し寄せるキャンプ場に現れたのは、おじさんひとり(笑)。

 

周りにどう思われようが気にしない。ファミキャンの性格上、まったく見知らぬ親たちも、子ども達が一緒に遊び出せば自然と近所付き合いを始める。そして、真ん中の自分をはさんで相互に行き来し合い、笑い声の絶えない楽しい共同体を形成する。その共同体に別に誘われなくても、おじさんはへこたれない。この2日間で言葉を交わしたのは管理人さんだけだとしても苦じゃない。

と言うことで、マイペースのキャンプライフを満喫しているつもりのおじさんが、ずっとテントの中で引きこもりになったのはナゼだろう(笑)。

 

 

今回は、コロダッチで燻製を作ってみた。いつも熱燻と言えばスノピのスモーカーだが、材料がかまぼことソーセージだけなのでコロダッチで充分。トランギアのストームクッカーの上に乗っけて15分。かまぼこがきれいに燻された。ストームクッカーの熱源はコンビニのカセットボンベ。トランギアだったらアルコールのイメージだけど、自分はアルコールを使い過ぎてしまう。薬局で調達するにしてもそんなに安価でもないので。

 

 

 

夜10時くらいまで、ご近所では焚火を囲んでおしゃべりをしていた。ま、極端に常識を逸してなければ、大目に見ざるを得ないかな(笑)。で、いつも感じていたんだが、このTntipiテント。三角錐の形のせいなのか、てっぺんから入ってくる音がテント内で広がって大きくなるようだ。メガホンの原理なのかな?すぐそばで声が聞こえたので外に出てみたら、遠くのテントの会話だったりする。ひとりぼっちの夜中だとちょっとドキッとする。 そんなわけで、ご近所の会話は筒抜けだ(笑)。

 

 

夜11時47分。外の温度は10度。まだ寒いね。今夜は灯油ストーブで暖を取る。ご近所のミーティングも終わったので自分もそろそろ寝たいのだが、Tentipiテントのせいなのか、音源のボリュームがそもそも高過ぎるのか、男性なのか女性なのかも分からないが、とにかくイビキがうるさい(涙)。ま、これもしょうがないのかな。こういうキャンプにはこういうこともあるんだと覚悟しておかなければ。こんな時はヘッドホーンで映画鑑賞だ。本日2本目の映画に突入(笑)。

 

結局、自分が眠りに就いたのは2時・・・。笑えない。トホホ。

 

 

朝、目覚めたのは鳥のさえずりではなく、テントの外をはしゃぎ回る子ども達の元気な声。それも6時(眠)。

 

これからの季節、特に夏休み。キャンプ場はどこに行ってもファミリーでいっぱいだろう。車も渋滞するだろう。ソロにとっては夏はオフシーズン、と思っていたが、今年の夏はこのままキャンプを続けたいものだ。このG.W.の亀山湖を、夏にめげないためのメンタル強化のスタートにしよう。これから夏にかけて、何にも動じない強じんな精神力を身につけなければ。子どもは騒いでなんぼ。イビキはかいてなんぼ。赤いボルボのおじさんは、ひとりで夏を謳歌するのだ。がんばろう。

 

帰り際、管理人のおじさんに、「今度は静かな冬に来ます」って言っちゃったけど(笑)。 

 

 

 

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